ウィクロスの歴史はまだ浅いけれども、ここまで環境を支配してるカードは無いのではないかと言っても良いカード。それが「アンシエント・サプライズ」です。
黒1枚で撃てる事でどのデッキにも複数枚搭載でき、効果は防御と攻撃両方に使えると、「ゼノ・マルチプル」もびっくりな性能を持っています。

このカードの存在が、ただでさえ難しいウィクロスのプレイングを更に難化させているとも言えるでしょう。
最も被害を被っているのは爾改デッキで、いずれのデッキに対しても以下の条件で負ける可能性があります
デッキが7枚以下
ライフが3点以下
これを管理するのは大変難しく、そのため「アンサプを撃たれても死なない布陣を整える」又は「アンサプを撃っても決めきれない場を作ることを強要する」といった構築・プレイングが要求されます。

赤に対する防御札の中で最大級のスペックを持つこのカードは、過去「ホワイト・ホープ」に屈した経験のある爾改にとって相当な脅威です。こちらがリソースを使って盤面を空けても焼けたシグニがそのままコストになって攻撃を阻害して来るため、(特に黒に対して)相手のエナ・トラッシュ・デッキ枚数の把握が不可欠であり、時にはどうしようもなくなる事もあります。


このカードの存在と今後増え続ける強力な効果持ちのLBによって、晩成型は終わりを迎えるでしょう。実際、昨日WPの準決勝で太陽タマと戦った時、アークゲインとアークオーラが捲れたという事もありますが、結局最後はライフを2点まで減らされてからの「アンシエント・サプライズ」によってゲームエンドまで持っていかれてしまったので暫くは違う構築を考えたいと思います

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